都市の地下に広がる東京メトロの路線。
今回は東京メトロの各路線ごとの最大深度と高低差をデータをグラフ化しました。
東京メトロ各線の最大深度グラフ
かなり深い位置を走る路線がいくつか見受けられますね。
銀座線と丸ノ内線はそれぞれ-16メートルと-17メートルの深さに位置しており、東京メトロの中では比較的浅い部分を走っています。
こうして見ると歴史の長い路線ほど浅いことが分かります。
一方の南北線は-43メートルと最も深い位置に。地下深部を走ることで、他路線との干渉を避けたり土地利用の効率化を図ったりしているのでしょう。
同じ理由で深い路線に都営大江戸線があります。こちらは驚異の-49メートル。圧倒的な深さを誇っています。
新しい路線になるにつれどんどん深くなっているのがおもしろいですね。
地下鉄の深度を見ると建設された当時のそれぞれの時代や都市の状況に合わせた深さで建設されてきていることがよく分かります。
続いて高低差ランキングを見てみましょう。
東京メトロ各線の高低差グラフ
最大深度を知ると東京メトロ各線の高低差にも興味が湧いてきます。
こちらのグラフを詳しく見ていきましょう。
東西線が高低差62メートルでトップに。
半蔵門線は58メートル、そして千代田線が53メートルと続いています。
地形や建物の密集度に応じて深さを適宜変えることで高低差が大きくなっているのでしょう。
東京の地下の複雑さや、それを支える技術の素晴らしさを改めて感じます。
いかがだったでしょうか?東京メトロの深さの話だけでこんなにも掘り下げられるとは…(地下鉄だけに。)
そういえばなんだか寒いですね。秋のせいでしょうか?季節の変わり目ですので体調にはお気をつけてお過ごしくださいね()
最後まで読んでくださりありがとうございました。それではまた次回。