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【川勝知事辞意表明】リニアは一体どうなるのか

 こんにちは、holdingです。先日、静岡県の川勝知事の辞意表明する一報が流れてきました。静岡県と言えば、大井川流域の水問題でリニアの工事着工どころが調査すら認めない姿勢でリニア工事の遅れとも指摘されてきましたが、その指揮をしてきたのも川勝知事です。さて、川勝知事の辞職でリニアはどうなるのか考察をしていきます。

今回の記事の要約【ここをクリック】
・川勝知事の辞意表明でリニア開業が大きく前進すると考えられる。

・静岡県の川勝知事はリニア開業遅延をしようよしてきた可能性がある。

・一概に「静岡県が悪い」というのはおかしい。でも、工事遅れの幅については静岡県が大きく影響している。

目次

結論から

 結論から申し上げますと、「工事に大幅な遅れはあるけども川勝知事が現職より早期に開通する可能性が大きい」です。その理由について次の見出しから詳しく語っていきます。

川勝知事はリニアを遅らせようとしてたのか

 まず、「川勝知事はリニアに賛成だったけどJR東海の対応が酷すぎて着工できてなかったのでは?」という見方もあります。実際、川勝知事は「私はリニアに賛成だ」と会見で発言しています。しかし、それはないでしょう。なぜなら、その答えは川勝知事の辞任直後の記事、また川勝知事の言動にあります。

Yahoo!ニュース
リニア27年断念で辞職決意 川勝知事、職業差別批判も考慮(共同通信) - Yahoo!ニュース  静岡県の川勝平太知事は3日記者会見し、6月の県議会で辞職すると表明した理由に関し、JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業を断念したためだと説明した。「リニアの問題...
Yahoo!ニュース
「リニアへの邪魔が“自慢話”」「職業差別発言撤回せず」辞任表明の川勝知事“トンデモ会見”に国民あ然(Smar...  4月3日、静岡県の川勝平太知事が会見を開き、辞職を正式に発表した。  川勝知事は冒頭、4月1日の新職員への訓示での、職業差別ともとれる発言について説明。「新規職員...
川勝知事リニア問題言動まとめ【ここをクリック】

・リニアが遅れてるのは神奈川の車両基地の建設が遅れてるせい。→JR東海、神奈川県さん否定

・リニア開通が27年以降になったので諸問題(水問題や環境問題)についても37年までに解決すればいい。→静岡市長「行政の責任者としてはありえない」

・部分開業出来るならすりゃいい。→JR東海「無理です」 山梨知事「全線開業が前提に悪くない」 静岡市長「理解できない」

・リニア工事の大井川をめぐる有識者会議で、静岡県と異なる主張をした福岡捷二機構教授を「御用学者」と呼び、会議から外すようにした。

・台風災害で自衛隊への災害派遣要請が遅れた際、静岡新聞は「知事はリニアの水問題には著しく敏感だが、水災害には鈍感である」と報じる。

 もちろん、大井川流域の水問題なんてほっとけ、なんてことはありませんが、JR東海の調査にも許可を出さなかったり、リニアの27年開業が断念されたこのが辞職の大きな理由なのであれば川勝知事は「リニアの遅延」を目指していたことが少なくとも想像が容易にできます。それでも、しかし、こういうことからリニア遅延を進めてきたともとれる川勝知事が辞職するということはリニア建設の大きな前進につながると考えられます。

静岡だけの問題ではない

 そして、静岡工区以外にも工事には遅れが出ています。全286kmのうち10.7kmしかない静岡より、275.3kmもある他県の他区間の遅れのほうが開業には影響が出ます。まず下の記事をご覧ください。(見出し見るだけでいいよ)

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュース Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

 そして、南アルプスの問題は静岡だけでなく山梨にもあります。また、リニア建設には山梨県は前向きです。そんな山梨県の駅が開業予定の2027年から4年遅れの2031年の開業になっているので、一概に「静岡のせい」というのは間違いのようです。しかし、開業遅れる自体は「静岡のせい」ではないにしても開業遅れの幅が伸びることに関しては「静岡の影響が大きい」、特に「川勝知事の影響が大きい」です。なぜなら、他の工区では着工や調査などをしている一方、静岡工区では着工どころか調査すらしていないのです。(詳しくは下の動画から)

 本来、工事前には調査が必要ですが、現在の静岡工区では調査すらしてないのです。そんな状況では着工すらできません。これは、前述のとおり静岡県知事の川勝知事が調査を「水問題が解決してないから調査もダメ」とJR東海を一蹴りしたためです。いや、調査は関係ないやろと突っ込みしたいとこです。ちなみに、川勝知事は山梨県にも調査を中止を求めてました。これには山梨県知事さんも困惑してました。このようなことから、リニア開業の遅れの幅を広げているのは静岡県が影響していたと考察できます。

後継知事は?

 問題は後継の知事です。川勝知事が直接後継打診された立憲民主党の”渡辺周”衆議院議員は現在のとこ知事選に出馬するか不明ですが、リニアには賛成と表明しています。まず、渡辺氏の所属する立憲民主党は、2011年当時に当時の民主党(現在は消滅、立憲民主党が大部分を引き継ぐ)がJR東海に建設指示したこともありリニアには賛成派です。一方、地域の経済界からは国民民主党の榛葉賀津也幹事長が期待する声があるとも報じられてます。この、榛葉幹事長は静岡の選挙区で長年やって来ており、地元からは信頼も厚い方で、リニアにも賛成だとみられます。また、日本維新の会も擁立には前向きになっています。さて、今申し上げた3党はいずれにしろリニア建設には前向きな政党です。しかし、リニアに反対しているれいわ新選組、共産党や社民党、またはリニア反対の無所属候補の出馬も考えられます。もし、そのような党の候補が再選してしまえばリニアの開業はさらに遠くなる可能性がありあります。それらは、静岡県民の判断に注目が集まります。

最後に

 ちなみに、今回の件は沿線ちゃっとのちゃっとの部分でも語られています。詳しくは下のリンクから。今回の記事はかなりオブラートに書きました。感情を抑えながらね。はっきり言うと、静岡工区が大幅に遅れてるのは川勝知事のせいなんですよね。本人が、開業延期を大きな区切りとして辞任したり、あたかも功績であるかのように言ってる時点でそうなんですが、そのような事を記事に書けば水問題を軽視してるように捉えられるので書きませんが。まぁ今回の記事は以上となります。政治要素強めな記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

沿線ちゃっと
静岡県、川勝知事が辞意…リニア問題解決なるか? | 沿線ちゃっと 静岡県の川勝平太知事は2日、6月県議会をもって辞職する意向を示した。 同氏は大井川の水量が減少するのを問題視しリニア着工を認めてこなかった。 今後の静岡県のリニアに...

参考、引用文献

 記事内にリンク張ってるものと、

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産経新聞:産経ニュース
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