E233系 トタT71編成の今後について考える②

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はじめに

この記事は、中央線グリーン車投入に伴う転属劇考察の第2部になります。第1部を見ていない方は前回(下のブログ)を見ていただけますと幸いです。

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アニメ「やはり、俺の青春ラブコメは間違っている。」を見ながらやっはろー!ごはちさんです。

※元ネタ知らない人ゴメンナサイ…あと、ガハマはまじでいいぞ、まじで

前回書いたT71編成のブログ、一時的ですがまさかのランキング1位を獲得しました(いやまじでなんで?)。

多くの方に見ていただきありがとうざいます。

しかしながら、中央線残存説で結構でたらめを書いた結果、いろいろコメント欄で教えていただきました。改めましてありがとうございました(そして申し訳ございませんでした…)

そこで頂いた情報には、グリーン車増結編成を58編成から57編成に減らすという話が載っておりました。

結果、現在豊田車両センターに在籍している中央線専属編成60本のうち、トイレ設置工事を行っていない3本分

  • T40編成
  • H49編成
  • T71編成

この3本は最終的に中央線から転属をして新天地で活躍することが予想されます。

というわけで、この3本がどうなるのかを考察していく続編でございます。

T71については前回親から「論文みたい」と言われたあの記事で考察しておりますので、今回は特にT40とH49の2本を中心に考えていきます。途中からT71が出てくるかもですが…

H49編成を青梅・五日市線に幽閉させる案

ひとまず、T40・71編成の情報は一旦端っこに追いやって

まず真っ先に考えられるのがH49編成を青梅・五日市線専用となる「青編成」として立川以北の東京(笑)に幽閉させる案

現在の青編成(ワンマン対応済のP編成を含む)は、6両編成が10本と4両編成8本が所属しております。

一方運用については、6両編成が9運用、4両編成が8運用(うち1運用は車庫警備)です

というわけで、青編成は予備が6両1本、4両に至っては予備車がありません(ふざけてんのかこの状況)

現在であれば、足りなくなったら豊田で暇しているH編成が駆り出せますが、グリーン車を組み込んだ結果代走はできません(まぁ青梅までは12両対応してますし、常磐線みたいなこともやりかねませんが…)。

一応、E233系は「故障に強い電車」がコンセプトなので、走行用の機器が2重化されています。なので予備は少なくてもこれまでなんとかやり繰りしてこれました。

しかし、五日市線のワンマン化対応を今後も行うとすれば、予備確保の観点からもう1本くらいは欲しいところですね

塗装やラッピングの変更の必要性もないと考えると、H49編成の移籍先としてはこの青梅・五日市線と見て間違いないでしょう。

T40編成・・・え?

さて困ったT40編成

前回のブログでもお話した通り、転属先として考えられるのは埼京線か京葉線のどちらかで、特に京葉線に転属する可能性が高く、次に来る可能性の高い埼京線についてはあまり可能性が高くないけどなくはないという話をしたと思います。

大きな組み換えを必要としない路線として挙げられるのはこの2本です。

埼京線は信号装置がATACSに改修されておりますので、それに関係する改造工事を実施する…と思っていました。

しかし、T40編成は2022年に東京総合車両センターに入場しているため、このタイミングでATACS関係の工事をしていないとこの話を仮定することはできません。残念ながらこのATACS関連の工事は2022年の入場の際には一切行われていないとの情報を入手しました。

というわけで、T40編成の転用先はATS-PあるいはATS-Snを搭載している路線に限られると思います。

というわけで、現在ATS-Pを使用していて、E233系を使用している路線を整理してみましょう

  • 上野東京ライン、湘南新宿ライン
  • 京葉線
  • 横浜線
  • 南武線

この4路線になります。

大幅な組み換えを必要としない路線としては、京葉線の可能性が高い可能性がありますが、H49編成と合わせた大きな組み換えを考えると、横浜線や南武線に転用される可能性が出てきます。上野東京ライン系統は前回お話したとおりですので割愛。

とはいえ、先述した通りH49編成は青編成転用の可能性が高いとお話しました。

また横浜線転用となると、東神奈川~桜木町間にあるATC区間にかかる対応工事を行わないといけませんので、結構大掛かりな改造工事を行う必要が生じますからね

となると、T40編成は消去法で京葉線転用の可能性が高いものと思います。

京葉線と中央線では、床下機器の配置やユニットの位置が違いますが、武蔵野線を活用した方向転換や、転用にかかる改造やラッピングの張替えなどを考えれば現実的な範疇には収まっているでしょう。

また、前回のブログで「京葉線の運用が減るのではないか」と考察していましたが、JR東日本千葉労組によれば、「E233系による外房線での運用が増加する」という内容が広報資料によって掲示されました。何もかも考察が逆じゃねぇかよ

※以下原文ママ

11. 老朽化に伴い上総一ノ宮駅運転士乗泊を建て直すこと。また、E233系の運用増加に伴い、車両にトイレの設備がないこ とから、1・2番線ホームにお客さま用のトイレを新設すること。

組合資料であるため、信ぴょう性は高いですが、真偽を問うのは組合の営業に支障をきたす場合もありますので、今回は推測で語っていきましょう(組合員だって鉄道マンですから、外部に漏らしたりできない話のひとつやふたつあるはずですので)。

現在の京葉線の運用について

というわけで、まずはT40、T71の両編成の転用先を京葉線に仮定して現在の京葉線の運用と、転用の可能性を話します。

2023年3月改正の時点で、京葉線向けの10両編成の電車が25本が配置されております。その内訳としては以下の通り

  • 209系10両固定編成:1本
  • E233系10両固定編成:20本
  • E233系6両+4両分割編成:4本

で、京葉線の運用は以下の通り

  • 10両固定編成:18本
  • 6両+4両分割運用:3本

10両固定編成については予備が現状3本、分割運用は1本という状態ですので、もし仮に、E233系5000番代の運用が増える事が本当の話であれば、予備車的な観点から10両固定編成の運用増加の話である可能性が高いです。

もし仮に1運用だけ増えるとしても2本は予備として運用することは可能ですし、E233系の故障の冗長性を加味すると、1本離脱しても普通に回せるくらいにはなると思います(但しケヨ34がぶっ壊れた場合はお察し)

ちなみに前回、「ケヨ34は路線単位で見れば1本だけの存在ですが、武蔵野線と同じ車両基地を使用していることを考えるとあまり異端とは言えないのでは?」というコメントを頂きました

個人的にその点も気になるのですが、京葉線の車両は沿岸部を多く、また短距離のシャトル運用から外房・内房線に直通する長距離運用などをこなします。特に、内房線や外房線に直通する運用で故障を起こした場合は、京葉線はもちろん、総武線を経由して横須賀線や成田空港方面などへも影響を与える可能性もあります。

今後、横須賀線方面へのE235系の投入が進むと、故障につおい電車が増えますため、取り扱いを共通化できれば内房線や外房線原因の遅延を減らすことも考えられるでしょう。暴走⑨?あいつは歳を考えるとそろそろ置き換わるでしょ知らんけど

とはいえ、現状を踏まえると10両固定編成の運用本数は十分余っておりますので、わざわざ2本譲渡する必要なんて…

あったわ

京葉線を朝方に一往復して車庫で寝る平日81運用

80番代の運用は分割編成が使われるのですが、この平日81運用は一切分割しない運用。この分割編成とT編成1本をトレードして、先述の青編成ワンマン化改造のための予備編成として捻出する案。

先述の通り、仮に青編成をワンマン化対応させるとして、その間の予備車両として使用することができます。

これなら過不足なくできる!

…と思ったのですが、ここまで書いてこう思わないでしょうか

「じゃあなんで直接H編成で置き換えねぇんだよ」と。

仰るとおりです。なのでこの説は却下です。

結局どうなるの?

提供 ホームドア様

はい、非常に難しくなってまいりました

T40編成は消去法で京葉線転用の可能性が高いとはお話しましたが、そうなると行き場をなくしたT71編成の行方が気になる点ではあります。前回までの話は何だったんだ…

と、ここで疑問として浮かび上がってくるのが、T71編成に準備工事がなされているATACS用無線アンテナ台座。

もともと京葉線に転用する説が出ていましたが、T71編成が落成したのは2020年の6月。ちょうどコロナ真っただ中のタイミングです。当時はウィズコロナ、アフターコロナなんかでテレワーク大流行時代。JRは利用客が大きく減少していましたため、列車の本数を減らしたり、快速を一部廃止したりと、合理化を含めた減便を実施していました。

中央線も例外ではなく、サラリーマンの多いこの路線の利用者も大幅な減少が発生していました。そのため、T71編成が落成したタイミングで、今後の利用状況を予測した結果、既にグリーン車投入の本数を1本分減らし、その余った1本を京葉線に、新規製造するT71編成を別の路線に転用させる策を企てていたのではないかと予想します。

ではどこに行くのか。ATACSの準備工事を実施しているとすれば、埼京線あるいは、現在ATACS化工事真っ只中の京浜東北線に投入されるのが吉でしょう。

どちらになるのかわからない、でもわからないで終わらせるわけにはいかない…

…というわけで

実地調査入りまーす

調査対象は、T71はもちろん、T40編成やH49編成も合わせて調査も合わせて行います。

まずはT40編成のご登場〜

ど派手に緑に白字で「青梅特快」の文字を掲げて入ってまいりました。まぁ新宿からは各駅に止まるわけですが…

とりあえず車内、運転台を中心に見ていきましょうか

車掌スイッチ周辺の画像

↑T40編成

↑T2編成

おっとぉ!?

車掌スイッチの周辺に違いを見つけてしまいました(反射で見えにくいのはスマホの性能です、本当にごめんなさい…)

ホームドア関連の装置が、T40編成にはついていないのです。

とはいえ、他編成にも工事が行われていないので、転属確定かどうかは怪しいというお話をX(旧Twitter)で頂きましたので、他編成がどうなっているのか、という点も調査してまいりました。

T40編成

一見何もないように見えますが、赤丸で囲った区画は後から設置されたもののように感じます。

この赤丸、よくよく見ると「ホーム検知」の文字が見えますので、ホーム検知装置の関連装置と見て取れます。中央線はホーム検知装置が後付けで取り付けられましたので、一つだけ妙に後付けされてる感があるのも納得がいきますね。

さて、ここを中心に、他編成を見ていきましょう。

なお以下4枚の写真は、Xより「爆弾ドア」様からご提供いただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

H43編成

こちらの編成は、ホームドア対応工事を実施しており、T2編成と同様にホームドア関連装置の設置が完了しております。

H59

…おや? おやおやおや…?

車掌スイッチ周りの装置がT40 編成と違うではないですか!!

先ほど赤丸で囲ったエリア、やはり後付けだったようです。

ちなみに、H59編成はトイレ設置工事も完了していますので、中央線に残存することが確定していますので、追って今年中にはホームドア対応改造は完了するものと思われます。

とはいえ、これだけ見ても不安なので、もうあと2編成見てみましょう

青669編成

グリーン車組み込み対応編成ではない、青梅・五日市線専用の車両「青編成」にもホームドア対応工事が行われていました

拝島駅とかその辺にもホームドア付けるんですね

青461編成

こちらはまだホームドアには対応してないですが、明らかにT40とは違いますね

やはり、T40編成は転属とみて間違いなさそうですね。

ちなみに、T40編成で赤丸で囲った装置は「ホーム検知装置」の関連装置。詳細は別の方がまとめていますのでそちらをご参考いただけると幸いです。(えふせん様、詳細な記事をどうもありがとうございました…)

ちなみにほかの編成は?

今回の記事で取り上げている内容、主役はT71編成のはずですが、気づいたらT40編成ばかり取り上げていましたね。

ということなので残りの2編成(H49編成も一応調査対象)のほうも調査してみましょう。ちなみにT40 の収録後、最悪なことにインフルをもらってきました。ついでに大阪行く予定も中止になりました。ぜひ〇んでいただきたい。

話を戻しますが、前回の記事で記載した「転属先について考えられるもの」の予想先の線区には、それぞれWiMaxアンテナを装備しております。

これは、ニュース情報などをいち早くキャッチできるようにと、京葉線向け5000番台から設置が行われたもので、これが搭載あるいは準備工事がなされているのかも気になったので、合わせて調査してきました

とはいえ、まずは車掌スイッチ調査からまいりましょう

H49編成

というわけで2つ目の調査対象H49編成ご入線〜

ちなみに運用情報に乗ってなかったのですが、入ってることを信じて寒いホーム上で1時間半待ちました(ただのアホ)。H49の文字が眼球に入った瞬間は発狂しそうでした()。

冬の東京はビル風が抜けるので余計に寒いうえに、他のホームと違い一段高くなっておりますので、遮るものがなくダイレクトに風が当たるので余計に寒かったです。

はい、お話をH49に戻しましょう。

少し見にくいですが、H49編成はT40編成に装備されているボタン類がついていませんでした。

H49編成は、そもそもホーム検知装置が設置されていませんので、まぁ妥当といえば妥当でしょう。果たして今後着けられるのか否か、気になるところではありますね。

T71

さて、H49の続行で入ってきた車両、T71でした。効率最高、中央線万歳。

しかも2本とも同じ高尾行の快速で続行運転、折り返し列車の撮影で屋根上機器の確認をしようと思っていたので最高ですね。

さて、問題の車掌スイッチ周りですが…

おわかりいただけるでしょうか…

実はT71編成、他の中央線車両と同様にホームドア関連装置がポン付けできるだけの空間があるのです。

改めて写真左のT40編成と写真右のT71編成の比較を出すとこうです。

こちらはホーム検知装置が「開扉側」と書かれたボタンから少し離されていますね

対してT71編成

装置自体がすぐ上に装備されています。そしてその上に不自然な空白が…

なるほどなるほど、ぼんやりとですがT71編成導入当時のJR東日本の考えが見えてきました。

屋根上調査 ~アンテナ編~

さて、次に屋根上、特にアンテナの類を中心に見てみましょう(写真は209系1000番代)

ちなみにT40は時間の都合で調査出来ませんでした。調査が完了次第更新します

さて、まずはH49編成から見ていきましょう

小さいので見にくくて申し訳ありません。詳しく見たい方は画像の一時保存等で見ることを推奨します。

左から順に、クハE233-49の東京寄、クハE233-49の高尾寄、クハE232-49の屋根上です

こちらは豊田車両センターに残置する可能性をお話したことから、他路線転属で必要なWiMaxアンテナ等については一切装備や準備工事等はされていませんでした。

さて次にT71編成、見ていきましょう

左から順に、クハE233-71の東京方、クハE233-71の高尾方、クハE232-68

T71編成の屋根上アンテナ類での最大の特徴が、ATACS用アンテナの台座。落成当初から装備されており、個人的に気になっていましたが、今回の調査で一気に解決したように感じました。

一方、WiMaxアンテナについては、準備工事含めて確認することはできませんでした。転用改造時に合わせて設置されるのでしょうか?

参考程度に見ておこうか ~他路線の車掌スイッチ~

さて、次回につなげるため、他のE233系がどのような車掌スイッチを装備しているのかも合わせて調査してきました

完全に余談ですので、見たい方だけどうぞ

京浜東北・根岸線(1000番台)

優先的にホームドア整備が進められている路線なだけあって、当たり前ですがホームドアに対応してますね。

上野東京ライン・湘南新宿ライン(3000番台)

ザ・シンプル。ホーム検知装置もなければ走行線区にホームドアもないので、すっきりしてます。

京葉線(5000番台)

ホーム検知装置はついていますが、走行線区内にホームドアが設置されている駅がないため、この装備を積んでいないのが特徴です

埼京線(7000番台)

乗り入れ先であるりんかい線内及び相鉄線内にはホームドアが整備されておりますため、ホームドア関連の機器も搭載されています。

次回予告

さて、ここまで長々とみていただきありがとうございます。前回のブログでは広く浅く、机上で見れるデータをもとに語っただけでしたが、今回はその前回のデータをベースに、実際に車両側がどうなっているのかについて調査しました。

次回は、狭く深く。E233系の沼の深淵へと迫りながらT40、H49、T71の各編成の今後について考えていきます。

なお、私単独の考えでは間違った情報等が含まれている可能性もありますので、間違いや私の考え等あればコメントまでお寄せください

データは多いに越したことはないですらね…(本音)

記事について、画像提供をしていただいたホームドア様、並びに爆弾ドア様。ありがとうございました。

そして、TRAinDATA様にはご迷惑をおかけしてしまったことをこの場をお借りしてお詫びいたします。

というわけでここまでご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

神奈川県在住の鉄オタ
しょーもないようなことに気をかけながら生きています

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