近鉄電車のすゝめ~お前らどこが違うねん~(8000系列編)

はいどうも。最近堅あげポテトが上顎に刺さったルカです。堅あげポテト、恐ろしいです。皆さん気をつけましょう。あとフライの衣にもね。

さて、皆さん近畿日本鉄道はご存知でしょうか。ご存知ですね。ありがとうございます。そして何を隠そう近鉄は、大手私鉄日本一の形式数を誇ります。なんとその数……まぁ大体100形式ぐらいです。はい。もう一度言います。大体100形式です。

おかしいだろ!!!

路線長501.1kmは伊達じゃないようで、形式数マジで多いです。同じく路線長長めの東武でも近鉄の4分の1です。もう気が狂ってる。我らがおけいはんは6,7分の1でした。マジで頭おかしい(褒め言葉)

今回は以下ような順番で進めさせていただきます。適宜下の目次を活用してください。

はじめに

ででどん!この企画では、主に奈良線系統と呼ばれる京都線、橿原線、奈良線などを走る車両をPUします。

今回は、たぬき顔とも呼ばれる見た目の車両の奈良線版、8000系列を取り上げようと思います。大阪線とか名古屋線の辺りは私管轄外なのでね。この企画が好評であるか、モチベが爆上がりしてスーパールカ(?)になったら大阪線編、名古屋線編と続きます。

解説では、それぞれの編成は、〜F、もしくは電算記号を用いて表記します。また、特定の号車を指す場合、便宜上C#、もしくは、モ/ク/サ〜号車/〜形と表記します。編成の順序、向き、組成を表す際、それぞれ下りを上本町側、上りを奈良側と表記します。

それでは、今回もよろしくお願いいたします。この記事、相当人間をふるいにかけると思いますので、なんとか耐えてください。

8000系(電算記号:L)

はい。ということで8000系です。今回解説する8000系列の開祖です。えー、写真の通り、現在でもバリバリに最前線で活躍してます。お前もうすぐ還暦やぞ何しとんねん……

そんなことお構いなく生駒の山を登ったり快速急行で2008年製の新しい車両従えて爆走したりしてます。

8000系は1964年から新生駒トンネルの開通によって製造されました。1500V化した際に、元より奈良線で走っていた900系(廃車済)を編入する予定があったため、Mc、Tc車であるモ8000形、ク8500形は末尾が21から始まっています。ややこしい!

しかも、1981年に怒涛の改造&改番が行われ、L88編成をなのっているのに先頭車の車番は8728号車とかいう意味わからん現象が発生しました。8788じゃあかんかったんか……

これは省エネ化改造により、中間車同士をユニット化、1C8M方式に変更したため、上本町側先頭車であるモ8000形(Mc)が電装解除されク8700形(Tc)、もしくはク8710形(Tc)に改番されました。だからってL80番台の先頭車が8720番台名乗るのはほんまにわからん。

この電車、近鉄奈良線菖蒲池駅付近を走行中にL59編成が爆破されるという事件で被災し、8600系や8400系へ編入されるなど、8000系は編成組み替えがそこそこ頻繁に起こっており、形態差もあります。

WiKiぺディアより引用

出たよたぬき顔の角屋根車

こちら、8000系のL69編成です。もう一度言います。8000系のL69編成です。こいつはもう解説しだしたらキリがないです。面白すぎるから。

アルミ車体試作車両として製造されたため、屋根が3000系や8810系よろしく、角ばったスタイルなのが特徴的です。普通鋼からアルミになっていることにより、鋼製車の8000系より6tほど軽くなったそうです。連結器嵩上げ工事を実施するのが困難とされ往年には2両編成のL74編成にL69編成の先頭車同士を突き合わせ、サ8720 – モ8220 – ク8569 – モ8069 とした上で6両編成に組成されました。はい。凸凹編成の出来上がりです。もうぐっちゃぐちゃです。編成内で車体の構造もパンタグラフも違います。

200両ほど製造された8000系もすでに風前の灯火となっており、例のJR西日本みたいな新型車両によって置き換えられることが決定しています。過去に存在していた2両編成、3両編成もそれぞれ2014年、2023年に全廃されています。残った4両編成も後期車7編成のみ。当然、凸凹のL69編成も廃車済みです。記録はお早めに。今なら10両の快速急行で走る姿が目撃できます。頭おかしい。

さて、ここで皆さんに覚えていただきたいのは、屋根が平らであることと、車体肩の出っ張りの大きさクソデカ大型運行標識板取付ステーの有無クーラーキセです。

にしても字きったねぇな。

タッチペンを使うなりして欲しいですねほんと(白目)

8000系は屋根が平らで、出っ張りが少し小さく、ステーがあると覚えておいてください。

あと、近鉄は初見じゃ見分けることが困難なので、心してかかってください。

8400系(電算記号3両:B 4両:L)

8400系です。多分一番まともです。いやまともなのは8800系か。

8000系製造のわずか5年後、1969年に製造開始され、80両が製造されました。8000系の兄弟車ということもあって、全体的に8000系に準拠した構造であり、性能面でも8000系後期車と同等になっています。

強いて違う面を出すのであれば、ク8300形(Tc)に4両分の電気発電機とコンプレッサーを集中搭載しているところですかね。意外と8000系のマイナーチェンジ版として改良が施されています。

こいつ(⁉︎)も8000系同様、省エネ化工事を受けており、4両編成は1C8M並びに回生ブレーキ化改造、モ8400形(Mc)が電装解除されク8350形(Tc)に、サ8350形(T)を電装化しモ8400形(M)に改造され、パンタもモ8450形(M)に集約。8000系後期車と似通った仕様にされました。

3両編成は中間電動車であるモ8450形(M)へのパンタの集約、主制御装置の集約が行われ、機器配置の変更により界磁制御装置の搭載の改装が行われました。まじでめっちゃ改造するじゃん。B更新もしてんだよね?これ。

中間車化改造された元ク8559号車(WiKiぺディアより引用)

8400系L09編成は、製造時は2両編成での製造でしたが、8000系の項目でも解説した爆破事件で被災したL59編成のク8559号車を中間車化、電動車化改造し、モ8459号車として復旧、組み込み、3両編成に組成されました。案外マシな方の経歴です。8000系みたいなえぐい(語彙力消失)改番とかもないので。

2両編成のE11編成に単独Mc車のモ8417号車を上本町側に連結し、3両編成を組成したのち、モ8411号車(Mc)を中間車化改造&改番してモ8461号車(M)に、モ8417号車(Mc)は改番され、E11編成の先頭車、モ8411号車(Mc)に改番しました。

大きい改番はこんぐらいかな。いや普通は改番なんて起きねぇんだよ。感性イカれてたわ。危ねぇ危ねぇ。

さぁそして8400系の特徴です!キッパリ言います。まっじで8000系と大差ないです。マジでパッと見で見分けられたら猛者です。誇ってください。

8400系と8000系の違いは、車体肩の出っ張りの大きさです。下の写真をご覧ください。

こんなんわかるかぁ!

はい。8000系に比べ、ほんの少し出っ張りが大きくなっています。ほんの少しです。そして違うところはここだけです。それ以外ほぼ一緒です。頭おかしいですよこの電車(褒め言葉)

8400系自体は一定数残存しており、2両編成こそ全廃されたが、3両編成、4両編成はそれぞれ6編成ずつ残存しています。3両編成は田原本線へ行けば、確定で見ることができます。だって奈良線系統の3両編成8400系しかいないんでね。

8600系(電算記号:X)

はい。8600系です。多分一番やべぇ形式です。なんといっても遭遇率が高すぎます。京都線の4両の普通乗ると大抵8600系です。6両の急行は大抵2+4の運転で、2両側は1230系列のVEなんですが、4両側は高確率で8600系です。それぐらい多いです。

8600系は1973年から製造が開始された、8400系に準拠した冷房車両です。1979年までに85両が製造され、8000系より1両が編入されました。

また、新製当初から貫通扉上に方向幕を設置しており、後に8400系、8000系へも設置がされていきました。

8000系や8400系も装備していなかったスカートを8600系は装備しており、後に8000系、8400系へ装備されていったことも踏まえると、ある意味、8000系列の礎にもなっている車両です、

はい。察してる方もいらっしゃるでしょうが、編入車の8000系は、爆破事件の被災車両のク8559号車の相方、モ8059号車です。それが8600系へ編入されました。

こちら、その編入車が組み込まれていた8600系X67編成です。この車両は、なっかなかに迷な経歴を持っており、筆者も調べた当時は頭の中が???になってました。マジ意味わからんかった。

X67編成は、製造当初2両編成で製造されました。この時、モ8617号車(Mc)はダブルパンタを装備していたが、後述する4両編成化の際、運転台側のパンタグラフを撤去し、1パンタ化。運転台側にはパンタ台座のみが残っています。

そして、こいつを4両編成化するにあたって起用されたのが元モ8059号車(Mc)でした。モ8059号車を中間車化、電装解除の改造を行い、サ8167号車(T)とし、新造のモ8667号車(M)と共に組み込み、4両編成を組成しました。

ですが、X67編成がB更新(2回目の車体更新)が行われる際、サ8167号車(T)は車齢が高かったこともあり、脱車、そのまま廃車されました。その代替として2008年8月に火災を起こした1010系モ1062号車(M)を電装解除、ワンマン機器撤去などの改造、B更新相当の車体修繕を実施し、X67編成へサ8177号車(T)として組み込まれました。まじで編成内でぐっちゃぐちゃですよ屋根高さが。難波から2両目が凹んでんの。

上の写真見てもらったらわかりますが、2両目と3両目の間に明らかな段差ができてます。1010系は平らな屋根で製造されたために、この段差が生まれました。8600系一の珍編成ですよこの編成。

8000系列で唯一6連を組成する8600系X69編成

他にも、8000系列で唯一6両編成を組むX69編成は、上本町側から5両目、モ8669号車(M)のみ下枠交差形のパンタグラフに交換されており、編成内でパンタグラフが混在するというね、状態になってます。しかもこいつしれっと大型運行標識板取付ステーつけてます。(この発言、覚えておこう)

X69編成以降に製造されたX71、72編成はパンタグラフは下枠交差で大型運行標識板取付ステーが装備されてるというキメラみたいな状態になってます。もういいって。形態差多いって。(ここも覚えておこう)

さらにパンクしかけている私と皆さんに追い討ちをかけます。なんて酷い筆者なんだろう。

はい。こちらX52編成です。ク8152号車(T)の連結面側のクーラーキセに妙な隙間が開いていますね?一体なんなんでしょうか。誰かが食べたんですかね(すっとぼけ)

8600系のX51〜53編成、X62編成には8000系よろしく省エネ化改造が施されました。ですが、全編成には施工されませんでした。一体何故か。

新造冷房車両の8600系は車体重量が重く、省エネの効果があまり期待されなかったためです。そのため、省エネ化改造は上記の4編成のみに留まり、他の編成へは行われませんでした。

改造された4編成は上本町側先頭車のモ8600形が電装解除されク8150形に、上本町側から2両目のサ8150形が電動車化されモ8600形に改番され、奈良側から1、2両目の車番が入れ替わりました。

さぁーて、見分け方いきますかぁ。8600系は形態が多すぎるがために、めちゃくちゃ見分けやすいです。

8000系、8400系との違いは、屋根の形状と、クーラーキセと、クソデカ運行標識板取付ステーがあるかどうかです。

8600系では車体肩の出っ張りが小さくなってます。優しい面持ちですね(?)

また、下枠交差形パンタグラフを装備している8600系は、もれなくモ8600形にパンタグラフが装備されているので、一応大丈夫です。上記の省エネ化改造を施行された4編成が下枠交差に変えられたら終わる。

そんな8600系ですが、元8000系の8167号車の廃車以外では、未だ廃車が出ていません。つまり、新造された8600系は全編成が現役ってことです。やべーな近鉄。もう50歳やぞ。まだまだ走りそうですね。

8800系(電算記号:FL)

2編成だけの超レア編成!

8800系はマジで見かけたら幸せになれます。たった2編成しか存在してねぇんだもん。神聖視するわ。

これまでの8000系、8400系、8600系の省エネバージョンとして、抵抗制御から界磁位相制御に制御方式が変更された形式です。界磁位相制御の試験的な意味合い、また8810系が開発されたことにより、たった2編成8両だけの製造で終了した。

この形式が長年続いた丸みを持った顔の最後の車両。まじで洗練されたデザインしてる。どの形式よりシャープなイメージです。調べてみると、

さらに後述の車体更新による側面の行先表示機設置までは、側面の行灯式種別表示の視認性を向上させるべく、表示部分の肩部の傾斜がないように車体断面を若干垂直に変更した点でも8600系とは異なっていた[46]

Wikiぺディア

とあります。通りで少しシャープで8000系列の中で一番映えると思った。いやまぁ8000系列全部かっけぇですけど。

8810系の試作車的要素もあるのか、電算記号は8810系と共通になっています。まじでなんで。顔も制御方式も違うやん。

8800系は奈良線系統では初となる界磁位相制御や、回生ブレーキを備えており、8000系、8400系と8600系の一部編成の省エネ化工事の元となる要素も多く搭載していました。制御方式が違えば性能も変わるため、他形式との併結は現場からはブーイング、工場からは大批判で最悪即刻廃車になりますよね?(?)

近鉄は違った

今でも40年の差なんぞ知らずに併結してる近鉄さんです。回生ブレーキを装備していようが、界磁位相制御になっていようが、主要機器を従来車に準じているため、平気で併結して走ります。

さて、8800系の見分け方といきましょう。意外と簡単です。

8800系は8600系よりも後の車両ですので、クーラーが長い物になってます。そして車体は8600形が元になってるので丸屋根です。ここまでは8600系と同じですね。というか基本的に同じです。

8600系と8800系の違いは、ズバリ! クソデカ標識板取付ステーの有無、です。

前述した8600系の下枠交差パンタ車両もクソデカ標識板取付ステーがありますが、8800系はパンタが2基のみ搭載しています。8600系の下枠交差パンタに交換された車両は省エネ改造を受けていない車両ばかりなので、3基載せています。

8800系は2024年現在、全編成が廃車されることなく運用に就いています。そりゃそうだ。8600系も全部残ってんだから。新型車が一気に50編成ぐらい増備されない限り大丈夫でしょう。

見分け方のまとめ

8000系→平らな屋根でクソデカ標識板取付ステーがあって、出っ張りが小さめで分散クーラーを載せている車両。

8400系→平らな屋根でクソデカ標識板取付ステーがあって、肩の出っ張りが大きめで、分散クーラーを載せている車両。平らな屋根の下枠交差パンタグラフ、もしくは3両編成なら確定で8400系。

8600系→丸い屋根に菱形のパンタグラフか、下枠交差パンタグラフ3つを載せていて、連続キセのクーラーを載せている車両。8000系列の顔をした6両固定編成なら確定で8600系。

8800系→丸い屋根に2つの下枠交差パンタグラフのクソデカ標識板取付ステーがある、連続キセのクーラーを載せた車両。

車番での見分け方

当たり前なことですが車番でも見分けられます。むしろこっちの方がわかりやすい。要するに本末転倒。HAHAHA。

8000系→先頭車の車番が8700番台or8500番台

8400系→先頭車の車番が8300番台or8400番台

8600系→先頭車の車番が8600番台or8100番台

8800系→先頭車の車番が8800番台or8900番台

こんな感じです。すっごくわかりやすいですね上の説明とは違って(白目)

おわりに

どうでしたでしょうか。初めて1日以上かけて書いた記事になりました。おかげでオールになりましたよえぇ。でもすっげぇ楽しかったです。もうやばいぐらい。キマってます。

次は1200系列のあたりやろうかな〜どうしようかな〜と思ってます。まじであそこだけ沼すぎるんよ。なので、モチベがあれば書きます。多分やる。うん。多分。

こんなんがあとがきでいいのかって思いますが、まぁ大丈夫だろ! 世の中には様子のおかしい作家さんとかいますし。そんな感じのことを書いときゃなんとかなるなる。

んじゃま、また次回で会いましょう。

それでは〜

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