千葉市民が提案する「京葉線快速廃止問題」の解決策 ー Part.1 朝の通勤時間帯 ー

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こんにちは。富士山疾風人です。
前回は快速・通勤快速の「各駅停車」化に関するお話をさせていただきました。
そんな記事を多くの方にご覧いただき誠にありがとうございました。
まだ以前の記事をご覧になられていない方は、以前の記事をご覧ください。

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「ダイヤ改正」が我々の生活に直結するということを知っていただけたでしょうか。
この記事を通して「ダイヤ改正」にもっと興味を持ていただけたなら幸いです。

今回から市民として通勤利用者としての「提案」をさせていただきたいと思いますが
「提案」をする前に、ニュースを見て感じたお話をさせてください。

目次

「意見する」ばかりでは何も変わらない

最近のニュースを見ていて「意見書の提出」や「陳述書の提出」というワードがニュースでよく出てきております。それは提出者側の「意見」であってその中には「提案」という言葉はなく、地方自治体や沿線住民がただ「お願いをする」だけで「ダイヤを修正するのはJR東日本のお仕事はないですか?」というキャッチボールができていないように感じてしまい、とても残念でなりません。

普通の社会人であれば「意見」したなら「提案」をすることは当たり前のことであり、お互いで問題を少しずつ解決していくものではないかと私は考えてしまいました。
現代社会において全て言えますが、ただただクレームを言いたい人や意見だけ言って何も考えないと言う方が世代が変わって増えたように感じます。「意見」をはっきり言ったところでお互いが歩み寄れるような「提案」をしなければ何も変わりません。

今回はたまたま「ダイヤ改正」と「京葉線快速廃止」というワードに対しての大規模なディベート合戦になっています。意見を言い合っては単なる喧嘩と同じで終わりが見えず、無駄な時間の浪費にしかなりません。
間違っていてもいいのです。まずは「提案」をしてください。それが解決への糸口です。

2024年3月改正前のダイヤを復習しましょう

  1. データイム時間帯
    • 蘇我駅を始終着とする列車は快速列車と各駅停車が15分に1本発着
    • うち1本外房線に直通し海浜幕張から上総一ノ宮を各駅停車に停まる快速が運行
    • 快速の停車しない駅を補完するため、海浜幕張駅を始終着とする列車に同駅にて接続
  2. ラッシュ時間帯
    • 6時30分〜8時30分まで蘇我駅を始発とする京葉線は全て各駅停車で運行
    • 蘇我駅基準6時台には特急列車2本(わかしお2号・さざなみ2号)と上総一ノ宮駅・君津駅を始発とする京葉線直通快速列車2本が運行
    • 蘇我駅基準7時台には特急1本(さざなみ4号)と通勤快速2本が運行
  3. 武蔵野線直通列車
    • 朝夕時間帯には南船橋〜海浜幕張間において京葉線内各駅停車にて運行
    • データイム時間帯は南船橋にて後続の京葉線海浜幕張方面行きの列車に接続
    • 西船橋から京葉線東京方面へ直通する列車は終日各駅停車
    • 一部列車において京葉線の車両を使った西船橋行きを運行

というような運行形態となっております。

一見すると、完成した時刻でこれ以上手の打ちどころのないダイヤであると見えますが、実は京葉線のダイヤは「未完成」な部分が多く、計画段階においては「全線複々線」という設計の下で計画されていたほど。
では、このダイヤをどうやったらより利用しやすいダイヤになるのでしょか。

今回は「朝ラッシュ時間帯」にフォーカスして提案したいと思います。

千葉市長が提言した「通勤快速“海浜幕張駅停車”」案

まずは千葉市の神谷市長が提言されていた「通勤快速の海浜幕張駅停車」についてです。
この提案はかなり重要なところをついているベストアンサーであり、現在の京葉線ラッシュ帯ダイヤにおいて準備化されていた部分でもあります。

京葉線で最混雑区間とされるのは「新浦安〜新木場間」「稲毛海岸〜海浜幕張間」の2区間があり、そのうち後者の「稲毛海岸・検見川浜・海浜幕張」の3駅を総称して「美浜3駅」呼ばれることもございます。京葉線に通勤快速が設定された当初から「美浜3駅停車」を求めておりましたが実現にいたってはおりませんでした。しかし、京葉線沿線の人口が増加した事により都内へ通勤される方と海浜幕張へ通勤される利用者が急増。この3駅で遅延することもちらほら見受けられます。さらに先行列車に追いついてしまうため、特急も通勤快速もそこまで速度を上げることができません。

特急と通勤快速に追い抜かれるダイヤを組んでいる以上、各駅停車は待避線に入り「通過待ち」をしなくてはなりません。では、どこで通過待ちをしているのでしょうか。

この図は蘇我を起点として西船橋〜東京間を除いた列車の通過待ち駅をわかりやすくした表になります。
さざなみ4号は特急列車ではありますが、千葉みなと・新浦安駅のみで先行する各駅停車を追い越します。
一方の通勤快速には共通点として新習志野もしくは海浜幕張駅での追い越しが設定されており、さらに海浜幕張駅では通勤快速の通過を待っている武蔵野線直通列車も停車しております。

そう、このダイヤにおいて将来的な「通勤快速“海浜幕張駅停車”」が用意されていたのでした。
では2024年3月改正前のダイヤで停車パターンを組んでみましょう。

画像のように海浜幕張駅に通勤快速を停車させる事により

  1. 海浜幕張駅の利用者の乗車が見込め、乗車率をアップさせることができる
  2. 千葉みなと〜検見川浜に各駅停車を先行させて、海浜幕張で対面接続をすることで通勤利用者の通勤時間短縮につながる
  3. 外房線・内房線からの通勤利用者が対面乗換となるためスムーズに乗換が可能となり幕張豊砂〜葛西臨海公園間の各駅へ通勤時間が短縮される
  4. 海浜幕張駅で接続する各駅停車と幕張豊砂駅を活用することで、武蔵野線方面への接続も可能となり、朝夕ラッシュ時間帯の総武線各駅停車の混雑解消も期待できる
  5. 外房線・内房線から西船橋駅へ向かうバイパス経路として機能させることができ、総武線の慢性的な混雑緩和につながるだけでなく、府中本町方面だけでなく東京メトロ東西線や東葉高速鉄道との接続改善にもなりうる

などのメリットの方が大きく、デメリットがほぼなくサービス向上や利便性向上に寄与することが可能となり都心アクセスが飛躍的に向上します

「着席通勤」は特急へ「速達通勤」は通勤快速へ

昨今では「着席通勤」を取り入れる鉄道事業者が多く、JRでは2024年3月の改正で「自由席」が在来線特急より廃止されます。「座ってゆったりと通勤がしたい」という遠距離通勤利用者のニーズが高いとも言えます。特に、東京都心と湘南地区を走行する通勤特急「湘南」は前身である「湘南ライナー」よりも割高にはなっておりますが、多くの利用者を獲得できており「座って通勤できる列車」としての役割を果たしております。

しかし、利用するには指定席特急料金が別途かかるため、千葉県内から都内へ通学する学生や一般的なサラリーマンが利用するような土地柄ではないのです。しかも2024年夏までは現状維持の発表がされましたがそれ以降は5両編成と短くなるため、乗車できる人数にも限りが出てしまいます。
そういったことが起こることを予測して現行と同時間帯に通勤快速を運行してほしいと言う答えになります。

停車駅については前述の海浜幕張駅を加え、新木場・八丁堀・東京というスタンスを崩さず、朝の通勤需要に特化したダイヤを作れるのではないかと考えます。

まとめ

今回は「朝ラッシュ時間帯」にフォーカスして提案してまいりました。
現在の京葉線朝ラッシュ時においてキーとなる「海浜幕張」を活用することでの各駅停車と武蔵野線直通列車を有効的に活用でき、総武線における慢性的な混雑緩和に貢献できるのではないかと考え、このような記事を作成させていただきました。

次回は「夕ラッシュ時間帯」にフォーカスして「快速」「通勤快速」「特急」を活用しつつ、快速通過駅の停車率を向上さえるにはどうしたら良いかを考えてみたいと思います。

長々、とお読みいただきましてありがとうございました。
ぜひコメント欄にて感想や意見と提案などございましたらお書きいただければ幸いです。
それではまた次回お会いいたしましょう。

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この記事を書いた人

千葉市を拠点にイベント運営などをしながら、元鉄道会社職員として勤務した経験から話題を投稿させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

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