イラストで見る東急5050系

こんにちは、えふせんです。

「イラストで見る東急沼電車」シリーズ、第2回です。初回ですが、X(旧Twitter)の方で非常に色々な評価をいただけまして、「意味がわからない」「理解が追いつかない」「理解できないものをわかりやすい記事にしてもわかるわけがない」といった激励(?)の言葉を頂いております。感謝感謝。

さて、今回は5050系を取り上げます。東横線の主力車両は、一体どういった沼なのでしょうか。早速見ていきましょう。是非、最後までお付き合いくださいね。

(4000番台は次回です、とりあえず今回は8両編成だけです)

今回もこういったスタイルのイラストで紹介をしていきます。こちらの基本紹介があると格段にわかりやすくなると思うので、何か困ったらここまで戻って来ましょう、皆様が2、3回戻ってくることを予想しておきます。

5050系、爆誕。3、4次車

5050系のはじまりです。3、4次車は細かい点が違うのですが、今回取り上げる部分は共通なので、同じ項目で取り上げますね。

外観はわかりやすい初期車で、赤帯は太く、ドアの窓は単層です。他の特徴としては、世界で初めて行先表示器にフルカラーLEDを用いた車両となりました。地味にすごいですね。

あと、5050系は5000系、5080系と違って車体の幅が20mm太くなっております。後半からはそんなこと知らねぇっていう精神で混結してくるので覚悟はしておいてください。

ちなみに、5155編成、5156編成は欠番です。前者は元住吉駅の事故で廃車、後者はそれに伴う横浜高速鉄道への補填として譲渡され、現在はY517編成として走っています。

赤帯幅差の始まり、5次車

5次車では、東急5000系列を知る上で避けられないあのポイントが変わりました。そう、側面の赤帯ですね。

なんと側面の赤帯が4.5cmも細くなりました。4.5cmです。

「分かるか」と思う方もいるでしょう、実際意識してないと…というか、意識してても正直わかんないと思います。Bトレ1両より短いですね、なつかしい。

ちなみに5000系沼にしっかりハマった方は皆様日常でも4cmぐらいの差が気になり出すとか、禁断症状ってやつですね。僕も最近その部類になりつつあったり、こわい。

ちなみにこれから先増備される車両が全部赤帯が細いかというと、まあんなわけないです。というか、この次に紹介する9次車の5050系は全車赤帯が太いです。もうやだ。

ついに来たよボロサハ、5170・5171編成

はい、いよいよ5000系が絡んできました。楽しくなってきましたね。(末期)

前回に少し説明しましたが、東横線の副都心線直通と9000系の置き換え、それ用の新車を導入しなければいけない中、多数の株を保有する日本航空が倒産。使えるものはなんでも使うの精神で、6両で新造し、6ドア車組み込みで余った初期車のサハ2両をぶち込みました。経年差は7年ほどです。結構な差なんですけどね、この会社この編成作った12年後に編成内経年差20年超えの編成とか作ってるのでなんとも思えなくなります。

また、仕様が変わったのは編成的には5169編成からなのですが、収益も車体も赤い座席指定の車両組み込んで4000化されちゃったので、仕様の変更点はここで説明します。

まず前面で目立つ点は強化スカートの採用、非常用ハシゴの形状変更が、側面では表面処理の光沢仕上げ化、(5166編成からですが)窓ガラスの複層化が挙げられます。

(※非常用ハシゴは現在、旧型のものを搭載する編成も新型への換装が行われています。)

基本的な仕様は割とこんなもんです。車体の仕様に関しては、ここから変化がないわけではないですが、概ねこんな感じの仕様のまま現在まで製造されています。登場から8年経ってようやく仕様が安定し始めました。

編成的には、前回紹介した5000系の5118、5119編成と大体同じです。まあこっちは表面処理が光沢仕上げなんで、さらにボロサハが編成内で浮いてますが。

あと5000系を組み込んでいる関係で、さっきも言いましたが赤帯が太い物になっています。

ボロサハ1両の曲者、5172編成

なんで3種類も混在してるんですか

はい、こちらもクセが強烈ですね、隣同士のサハで車齢が8年も違います。

こちらはは、先程の5170・5171編成で使った余り物活用のほかにも、「とあること」を行ったために赤帯が太くなっております。

というのも、東横線に5000系が4本転入したのは前回の通りです。ですが、東横線に転入したのは8両で4両がモーター車、残り4両が付随車です。余剰となった付随車は東横線で使えますが、田園都市線で走ることが前提の5000系は本来10両、モーター車は5両です。

そう、そのまま転用するユニットの他にも、東横線では使わない1両の単独モーター車が余ってしまったのです。一応、副都心線直通に合わせて製造する5050系4000番台(10両編成)に使うことは決まりましたが、それまで放っておくのも勿体無い。ということで、パンタを撤去して一時的に電装解除、付随車として5169、5172〜5174編成に1両ずつ組み込んだのです。その際、ついでに1両余った初期車のサハと一緒にぶち込んだのがこの5172編成というわけです。

ちなみに電装解除モハは無事4000番台に製造と共にそちらに移動、新造したサハを手に入れました。なんでかはわかりませんが、新造サハは電装解除車の隣に組み込み、続投サハが改番されましたけどね。マジでなんでだよ。

ようやくまとも…な訳もなく、5174編成

外観上は整ってる編成ではあるんですけどね、赤帯が太い時点で何か察するものがあります。5172Fの際に説明した元電装解除車組み込み編成のうちの一つです。

まあ、それ以外は結構まともな編成です。10次車と9次車が混在はしていますが、んなもん誤差みたいなもんですしね。

遂にまともな編成だったのに… 5175編成

なんか汚染されとりますよ。

はい、5050系後期車の中で、一切のクセがなかった5175編成です、見事にSDGs(笑)ラッピングにされてしまいました。本当にセンスがない、路線を示すカラー帯まで消すかよ。

本当にクセのない綺麗な10次車編成だっただけに、この汚染はいまだに納得がいってなかったりします。ボロサハ組み込み編成がSDGsとか名乗ってたらマジで面白かったのに。

マジで個人的な意見で申し訳ないのですが、地球のためのSDGsって言ってますけど、電車を虹色に汚染したところで地球のためになる気が全くしません。せめて彩るならデザイン性は大事にしてほしいもんですね、先代のSDGsラッピングは結構オシャレだったので、余計にね…

なんか中間車1両平べったいっすよ。5176編成

また癖が強い電車が来ましたね。なんか1両やたら平べったいのが挟まってますね、フリーレンとか結月ゆかりさんと同じムネタイラ属の方でしょうか。ファンから怒られそうなのでやめときましょう。

5号車のサハ5576号車は、総合車両製作所のステンレスブランド「sustina」の実用試験車両です。E235系とか2020系とかのアレです、形状的には2020系にかなり近いですね。まあ同じフルフラットのストレート車体ですから当然っちゃ当然ですが。

ちなみにそれ以外は案外クセのない編成です。クーラーは若干クセがありますが、今回のスタイルでは触れません。ご了承ください。

戒めのスノープラウ、5177編成

はい、5000系6ドア置き換え用の増備中間車がゾロゾロと増殖する中、サラッと8連で出てきましたね。内装等は5000系の増備中間車と同タイプです。側面も極めて一般的ですね、窓下のハイバックシートの裏に入る「TOKYU CORPORATION」のマークがかっこいいです。

さて、やたらゴツいカッコいいスカートを履いていますが、この車両は元住吉駅追突事故の代替車両のうちの一本です。あんな悲劇があればスノープラウも付きますか、そりゃね。

ちなみに、東急線でのデジタル無線使用開始に伴い、5000系列では現在、ほぼ全ての編成の先頭車の屋根に2本のデジタル無線アンテナが増設される工事が行われています。ですが、この5177編成、次に紹介する5178編成は製造当初より乗務員室内にその機能を行えるアンテナがついているため、スッキリとした屋根を見ることができたりします。

2020系(の一部)より新しい5050系、5178編成

5000系列、編成単位では最終増備車の5178編成です。

この後に増結中間車等もありましたが、長い長い東急5000系列の製造はこれにて一段落といったところです。

最終増備車の仕様ですが、内装の変更が多いです。ヘッドレストがなくなったので、外観上の変化ができた故に分けましたが、このスタイルでの紹介なら正直5177編成と一緒にしてもいいぐらいです。

5177編成と同様、元住吉駅追突事故の最後の代替車です。この車両の増備により、長きに渡った当事故の清算が完了しました。あの悲劇を繰り返してはいけない。

今回は表紙も飾ってもらいました、まあ編成単位とはいえ最終増備車だしね。

サブタイトルの通り、2020系より新しいです、というか同期かな。3020系、6020系よりは完全に新しく、2020系だと2130Fまでよりは新しいです。編成単位で次世代車と同期とかマジでなんなんだこの電車。

いかがでしたでしょうか。本来は5000系と違ってまともだったものの、知らない間に5000系と同じかそれ以上にヤバくなっていた5050系でした。

前回の5000系編、次回の4000番台編と合わせて形態差を暗記し、東横線に乗る時の楽しみを増やすことを闇の深い笑顔で推奨させていただきます。マジで楽しいですよ。

ちょくちょく番号が欠けていましたが、それらの編成は10連化がされて4000番台となった編成です。次回の4000番台編の際に一緒に説明しますね。

では、今回はこの辺りで、最後まで閲覧ありがとうございました。

〜BGM ヤマダ電機の唄〜

なんで東横線に10連を導入する必要があんだよ 教えはどうなってんだ教えは!お前ら封じられてた10連分のホームを平気で使ってんじゃねえか、わかってんのか!? 「Fライナー」が生まれたのは 東急がわかりやすい優等種別に甘えたせいだろうが 金取んねえのかよ!? クソッタレ!!!

次回、5050系4000番台編!形態差多すぎだろ!!

5000系列基本・補完編
5000系編
5050系4000番台編
5080系編

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名無しが通過します
名無しが通過します
2024/01/25 21:43

5050系は圧倒的な編入の複雑さに加え、それに付随した内装差異(青モケットやドア化粧板、車椅子スペース等)に、75Fも元69Fの機器トレードや偶数車なのに三菱クーラー搭載の78F、LED表示器が交換されていて明るくなった51~59Fといった細かいネタ、そして組み換えに伴う改番履歴など、追い始めると底が見えないのが沼を沼たらしめていて面白いところですね。

記事の話に戻ると、帯幅差異や電装解除車組込みの歴史、77/78Fのアンテナ差異も触れられていますし、次車表記や絵でのダルフィニッシュ・ドア窓説明のおかげで、どの号車がどういった点で違う車なのかが非常にわかりやすくなっていて、読みやすく助かります。

圧倒的に分かりやすく、5000沼学習において必携といっても過言では無いレベルの素晴らしい記事をありがとうございます👏
それでは長文失礼しました。皆さんも是非沼に嵌りましょう

名無しが通過します
名無しが通過します
2024/01/25 22:25

PS:75Fと機器トレードしたのは元73Fでしたね。失礼しました

伊奈保原@しがない動画投稿者
伊奈保原@しがない動画投稿者
2024/01/25 20:06

ムネタイラ族ww

名無しが通過します
名無しが通過します
2024/01/25 18:15

ぶらぼー!!!!

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