【魅惑の宝庫】シカゴ高架鉄道を知っているか

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こんちわ、羽沢です。皆さんシカゴ高架鉄道をご存じでしょうか。シカゴの街中を走る歴史のある鉄道です。今回から何回かに分けて詳しく見ていきましょう。

目次

0. シカゴ高架鉄道とは?

0-1. 路線

全米で3番目の都市であるイリノイ州・シカゴの中心部・ダウンタウン、シカゴ・オヘア国際空港、シカゴカブスの本拠地であるリグレーフィールド、シカゴ・ミッドウェー国際空港、ノースウエスタン大学方面などを結ぶ8つの路線があり、全てCTA(シカゴ交通局)が運行しています。

中心部は様々な路線が乗り入れる環状区間となっており、案内等でも”L”(Loopの略)と呼称されています。イエローライン以外の全路線がステートレイク(State Lake)を通ります。最高速度は約95キロです。第三軌条にしては速い方だと思います。

0-2. 車両設備

全線が直流600Vの第三軌条方式であり、パンタグラフの代わりに集電靴を装着しています。
車両は14.71mの片運転台車両がペアを組んだ2両編成で、単独から8両編成まで併結して運用されます。貫通路は非常時以外移動禁止であり、ステッカーや鎖が付けられているのにもかかわらず、なぜか移動してる輩が居るのも事実です。普通に急カーブも多いので貫通路には立ち入り禁止です。幌なんてついてませんから運が悪ければミンチです。車内は名鉄6000系もびっくりな激狭&激硬固定式クロスシートとロングシートが半々ぐらいの割合で設置されています。

車両は2600系、3200系、5000系、7000系の4形式、計1190両があり、それぞれ1路線当たり2形式まで一緒に運用されるようです。(7000系は2024年3月現在ブルーラインのみ)

2600系はステンレス車体で有名な米・バッド社製の車体に抵抗制御とGE製モーターを搭載しています。600両が製造され、CTA内で2番目の勢力です。

3200系は2600系の改良型と言ったところでしょうか。車内化粧板等に差異が見られます。モリソンクヌーセン社製の車体に同じくGE社製のモーターを搭載しています。257両が在籍中です。

5000系はCTAで初めてのVVVFインバータを採用し、ボンバルディア・トランスポーテーションにて714両が製造されました。外観は3200系を引き継ぎつつ、フルカラーLED行先表示機や車内への3色LED案内装置設置などサービス面が向上しています。

7000系は2021年にブルーラインで運行開始された最新型で、中国中車青島四方機車車輛にて製造されています。側面は5000系と大差ないものの、車内は5000系列と明らかに差別化され、正面も2種の青で塗装されています。こちらは日本で絶滅まで秒読みのみんな大好きSIEMENS製VVVFインバータを採用しているそうです。まだ少数派なのか今回の取材では1回しか見かけることはありませんでした。

1. 空港アクセス路線 ブルーライン

1-1. 基本情報

ブルーライン O’Hare駅

ブルーラインはシカゴ・オヘア国際空港(O’Hare)とシカゴの中心地のダウンタウン、西部のフォレストパーク(Forest Park)を結ぶ路線です。シカゴにはもう一つ、シカゴ・ミッドウェー国際空港がありますが、日本からはオヘア へのみ定期便が設定されている為、利用する機会が一番あるのではないかと思います。

基本的に車両は2両固定編成が4本繋がった8両編成で、空港アクセスの為か年中無休で24時間運行されています。昼間は5分間隔、夜間と早朝は約20分間隔で他路線との直通は無く、ダウンタウン付近では地下を走ります。

O’Hare~Belmont(ブルーライン)は空港へのフリーウェイに左右を挟まれた形で走ります。ほとんどの駅は島式ホームでだいぶ狭いです。

1-2. 迷ポイント

ダウンタウンのワシントン(Washington)、モンロー(Monroe)、ジャクソン(Jackson)の3駅。地下を走るこの区間ではなぜか、なぜか3駅のホームが一緒なのです。

上からの図

この区間は320m、徒歩5分の距離ですから乗るだけ無駄といったところでしょうか。

もう一つ、O’Hare~ローガンスクエア(Logan Square)間ではしちゃいけないような縦揺れがします。ほんとに。ガンッと下から突き上げるような音とともに揺れます。そして速度が上がるとともにしてはいけない横揺れも加わります。どうにかならんのでしょうか。日本では第三軌条の鉄道はおおよそ80キロが最高速度であるから慣れていないだけなのかもしれません。

2. レッドライン

2-1. 基本情報

レッドラインは北部のハワード(Howard)からリグレーフィールドの最寄りアディソン(Addison)、ダウンタウンを通り南部のダン・ライアン(95th/Dan Ryan)を結ぶ路線です。こちらも車両は2両固定編成が4本繋がった8両編成で、年中無休で24時間運行されています。

レッドライン・パープルライン・ブラウンラインBelmont駅にて撮影

2-2. 迷ポイント

この画像をご覧ください。

線路が4本あることがお分かりいただけるかと思います。そうです。第三軌条で複々線なのです。

レッドライン・パープルライン・ブラウンラインBelmont駅にて撮影

右側通行が違和感しかないのは置いといて… Belmont駅からの画像です。
レッドラインが内側線を走行している、つまりこの区間は実質急行運転をしているのです。外側線はパープルラインとブラウンラインが走ります。日中は基本レッドラインとブラウンラインしか来ないです。実質急行運転を行っていますが大して時間は変わらないようです。

3. 両路線の迷ポイント

先ほど1-1の部分で私はこう記述しています。「Belmont(ブルーライン)」。なぜ路線名をつけているのでしょうか。答えは一つ。駅名がCTAの路線内で被っているからです。何なら2駅。

なんと、ノース・ブランチ・シカゴ川を挟んでブルーラインのAddison駅、レッドラインのAddison駅、ブルーラインのBelmont駅、レッドラインのBelmont駅があるのです。

両駅は2~3キロ程離れています。待ち合わせの時とか絶対困るでしょう。九条問題よりはマシでしょうが。

次回予告

いかがだったでしょうか。まだあと6路線あるので次回以降もお楽しみにお待ちいただければと思います。

今回もご覧頂きありがとうございました。コメントもお待ちしております。

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この記事を書いた人

series 1700というチャンネルで編集をしています。羽沢のくせに中央線沿線で生きてます。

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