【どうなるモノレール】これからの羽田空港輸送は

 こんちゃ、holdingです。

 みなさんは、羽田空港使いますか?羽田空港といえば、昨年から工事の始まった羽田空港アクセス線。これで、羽田空港への乗客輸送路線は、”京急空港線””東京モノレール”に加えて”JR羽田空港アクセス線”になります。羽田空港は日本最大級の空港で利用客数の多い路線ですが、1つの目的地に3路線もいるのかと思う人も多いと思います。特に東京モノレールは最初期から羽田空港への乗客輸送をしてきましたが、京急やJRに比べ利便性が悪くなる可能性も。JR羽田空港アクセス線が出来てしまうことで東京モノレールはどうなってしまうのについて詳しくまとめていきます。また、これから羽田空港へ行くための手段についてもどれがベストなのかも合わせて解説します。

東京モノレールと京急空港線の歴史

 1964年に羽田空港への乗客輸送を目的として浜松町-羽田空港間で開通した東京モノレール。しかし、中間駅がなく、当時週刊誌が50円で国電初乗りが20円の時代に初乗り運賃が250円1とかいう(ブルジョア専用の)非常に高価な乗り物だったため、利用客数が低迷していました。また、1964年当時はまだまだ飛行機が身近な存在ではなかったため、そもそも空港の利用者が少ないというものもありました。もちろん、そんな乗客の少ない東京モノレールは経営難が続いていました。そこで、東京モノレールは1966年に運賃の値下げ1965年からは中間駅の整備をしていったり、羽田空港の利用客数の増加に伴って経営も回復していき、逆に東京モノレールだけでは足りなくなるほどでした。

なろさんさんから画像提供していただきました。

 しかし、1998年に現在の京急空港線がターミナルビル直結の駅まで延伸開業。1997年には過去最高の利用客数を誇っていた東京モノレールも、1998年には3割程減少。この年からは、羽田空港輸送は京急と東京モノレールが互いに空港利用者を奪い合う競争が盛んになりました。また、2002年にはJR東日本が東京モノレールを子会社にしました。ほかにも、京急は京急蒲田の高架化エアポート急行の新設運賃値下げ利便性の高さ、東京モノレールは空港快速の新設などで速達性を強調しました。

Maioooka_8734さんから画像提供していただきました。

羽田空港の利用客数増加

 時は2010年。4本目の滑走路の完成で成田空港にあげたはずの国際線を羽田でも再び就航させるなど、羽田空港の拡張が進みました。一方、2010年代の羽田空港への乗客輸送人員は、京急が利用客数の増加するなか、東京モノレールの利用客数は減少していきました。しかし、京急も都心に出るには品川までしか出れないため、品川から先の乗り換えが必要でした。そんななか、空港輸送に目を付けたのはJR東日本。羽田空港アクセス線などの「フワッ」としていた計画が一気に実現の方向へ向かいました。

【事前説明】羽田空港アクセス線について

 羽田空港アクセス線は、貨物線を利用して羽田空港と都心各地を結ぶものになります。そんな、羽田空港アクセス線は、3つのルートがあります。1つ目は昨年から工事の始まった「東山手ルート」。2つ目はりんかい線の方向へ向かう「臨海部ルート」。3つ目は新宿方面へ向かう「西山手ルート」。今回取り上げるのは、東山手ルートは東京駅の方向へ向かいその先の路線と直通するルートというのをご承知おきください。

東京新聞の画像を引用。

これからの羽田空港輸送

 これから、JR東日本の羽田空港アクセス線が出来ていく中で最大の売りは東京駅に直結速達性です。京急は運賃を値下げしたり、羽田空港アクセス線とちがい横浜方面への利便性、また運賃の安さ面、そして今後開通するであろう2リニア中央新幹線の起点駅が品川駅であり、再開発の進む品川横浜への需要があるので羽田空港アクセス線開通後も需要が見込めます。しかし、東京モノレールはどうでしょうか。速達性という面は羽田空港アクセス線にとられ、浜松町という東京や品川に比べて需要の見込めない地域と羽田空港を結ぶ現状。羽田空港アクセス線が開業する前から羽田空港の利用客数は伸びているのに東京モノレールは利用客数を減らしており、コロナ過には羽田空港への利用客数が減った影響で大赤字でいきなり会社存続危機にもなりかけたほどには空港輸送にフルにコミットした路線です。実際に、JR東日本は羽田空港アクセス線の開業で子会社の東京モノレールの利用客数の減少が考えられるという見解を出しています。では、次の章ではこれからの東京モノレールについて語ります。

これからの東京モノレール

 東京モノレールと羽田空港アクセス線の違いは途中駅です。羽田空港アクセス線は東海道線区間まで途中駅はありません。しかし、東京モノレールは途中駅が多くあります。実のところ、羽田空港のターミナル直結の駅の利用客数は減っていますが途中駅の利用客数は横ばいか増えているところもあります。なので、途中駅への利用客が現にいるので路線廃止の可能性も低く、経営は厳しくなることが考察できますが、途中駅の利用客数次第ではかつてのように成長も見込めると思います。また、浜松町では大江戸線に乗り換えもできて、大江戸線の利用者使い慣れてる利用者が離れることは考えにくいと思います。

最後に

 羽田空港へのアクセス路線としていち早く開業した東京モノレール。これから厳しく険しい道になるとは思いますが、選択肢の一つに考えておくのもアリだなと思います。これからの羽田空港へのアクセス線。路線数が増えた分、人それぞれの路線を使うことが出来ると思うので、特徴を理解して利用することが大事だと思います。羽田空港アクセス線ももちろん、東京モノレールにも目が離せませんね。

👇クリックで応援お願いします!👇

鉄道コム

👆クリックで応援お願いします!👆

  1. かの有名な姫路市交通局モノレール線でも100円 ↩︎
  2. 本当は2027年開通って書きたかったけど、どっかの知事のせいでこういう書き方しかできねぇ。 ↩︎

コメント

Subscribe
通知
guest
2 コメント(新着順)
Inline Feedbacks
すべて見る
名無しが通過します
名無しが通過します
2024/01/26 10:11

老朽化の論点が抜けている。当初、モノレールは本当に海の中を走っており、今も一部残っている。
地元民だから、線路を支える柱はコンクリートのアルカリ性が失われて、中性化し、内部の鉄筋が錆びて体積が増し、コンクリートが盛り上がる爆裂も見られる。
この工事費用が採算に合わなくなれば廃線だろう。

鉄道イベント情報

 
日付 イベント
2月22日(木)
2月23日(祝)
2月24日(土)
2月25日(日)
2月26日(月)
2月27日(火)
2月28日(水)
2月29日(木)
3月1日(金)
3月2日(土)
3月3日(日)