〇〇線を走ったメトハチの話

こんにちは。羽沢です。 東京メトロ半蔵門線を中心に東急田園都市線や東武伊勢崎線で活躍するメトロ8000系こと「メトハチ」。今回はメトハチが一時期走っていたとある路線を紹介します。

1. 東京メトロ8000系とは

営団地下鉄11号線こと半蔵門線向けに1980年から製造が開始された電車です。半蔵門線の第1期区間である渋谷~青山一丁目間が開業したときはあまりにも距離が短かったため直通先の東急8500系を借りて運行していました。ですが、急速な宅地化に対応できず客で溢れかえり、営団側でも車両を新造することとなりました。1994年までに19編成190両が増備されました。営業用車両としては初のボルスタレス台車を採用し、車体は営団6000系や7000系をベースとしつつ、前面には改良が加えられています。アルミ製車体を採用し、半蔵門線のラインカラーであるパープルの帯が巻かれています。

2. その路線とは…?

ところ変わって1980年の営団地下鉄東西線。西葛西駅や南行徳駅の開業によって利用客が急増し、朝のB線は乗客.zipが毎時24本運転されていました。元々配置車両が多い東西線でも流石に足りなくなり、車両の増備が求められました。当時の東西線の主力は5000系であり、増発用として同じく5000系を投入していた千代田線から47両を転属させると同時に足りない分を増備して増結を進めていました。一連の流れによって翌年の1981年には朝のB線は乗客.zipが毎時27本にまで増発されました。これによっていったんは落ち着いたものの、1986年ごろからまた混雑が一段と激化し始めました。7両編成を極力減らして10両編成に統一しようと動いていた営団はこう考えたのです。

営団:「10両編成が欲しい…そして冷房車も欲しい…短期間でいいから何本か投入できないか…」

営団:「そうだ、8000系を持ってくればいいじゃないか!」

抵抗制御の5000系は既に時代遅れであり、05系の開発も終わっていなかった当時、苦肉の策として8000系を東西線に投入するという案が浮上し、実現してしまったのです。半蔵門線は当時、半蔵門~三越前間延伸用に8000系第12~14編成が増備される予定であり、これらは一時的に5000系と同じ2ハンドルマスコン、ATS-BとATC-3型を搭載する東西線仕様にされました。帯は紫色で製造され、ドア上に東西線と書かれたステッカーが添付されました。冷房装置は準備仕様です。

また、当時は営団車全体で冷房車が少なく、東西線には冷房車が1本も在籍していませんでした。準備工事がなされていた同グループが施工されたことで東西線初の冷房車となりました。

東西線全線は勿論、ATS-Bも装備する為直通先の中央総武緩行線にも乗り入れており、三鷹や津田沼まで定期運用が設定されました。

3.その後

05系 (更新車)

1988年11月に05系がデビューし、翌年1月末に半蔵門線三越前開業が迫っていたため8000系は順次ワンハンドル化など他の8000系と同じ仕様に改造され、半蔵門線に戻っていきました。

1993年11月の水天宮前延伸、2003年3月の押上延伸及び東武線への直通運転開始と少しずつ活躍の幅を広げていきます。2004年4月に営団が爆発し、新たに発足した東京メトロへ引き継がれ、営団マークは私たちが見慣れたハートMに変わっていきました。2010年には8113F、2013年には8112F、2014年には8114FがそれぞれB修繕を受け、チョッパ制御からIGBT-VVVFに交換されたり、08系と同等の近代的な車内となりました。

ですが2021年8月の18000系デビューによって順次置き換えられていくこととなります。8112Fは2022年7月、8113Fは同年8月に渡瀬北に回送され廃車となります。8114Fも同年12月に廃車となり、東西線を走った8000系は全て鉄路を去ったのです。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

👇クリックで応援お願いします!👇

鉄道コム

👆クリックで応援お願いします!👆

コメント

Subscribe
通知
guest
0 コメント(新着順)
Inline Feedbacks
すべて見る

鉄道イベント情報

 
日付 イベント
2月22日(木)
2月23日(祝)
2月24日(土)
2月25日(日)
2月26日(月)
2月27日(火)
2月28日(水)
2月29日(木)
3月1日(金)
3月2日(土)
3月3日(日)